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仏壇は宗派による仕様の違いがあり、材質、技法などの確認するべきポイントがいくつかあります。また、同じ大きさの仏壇でも、木地、彫刻、塗り、金箔、金具等の違いで、価格も大きく変わってしまいます。
近年、インターネットの普及により、誰でも簡単に情報が得られるようになったことで、その情報だけで購入される方も増えてきました。
しかし仏壇を購入する場合は、実際にお店に足を運びご自身の目で比較した上で、ご納得して購入されることをお勧めいたします。
仏壇店に行く前に
宗派を確認する
宗派によりご本尊、脇仏、付属の仏具に違いがあるので、お家の宗派を確認ください。
安置場所を決める
仏壇を購入するときは、安置する場所を決めておきます。
仏間に収める場合は、幅や奥行、高さをきちんと測っておきましょう。仏間がない場合は、畳の上に別台などを作り置く方法もあります。和室がないお宅では、手を合わせやすい居間や寝室に置き、直射日光の当たらない風通しのいい場所を選びましょう。
予算をたてる
おおよその予算を出しておくことも必要です。仏壇には、数万円の上置きタイプから、伝統工芸品に指定される1千万円を超えるようなものまであります。
仏壇店を選ぶ際のポイント
信頼できるお店か
仏壇を購入する際は、まず信頼のおけるお店を見つけることが大切です。必ずしも大きなお店がよいとは限りません。
以前仏壇を購入された方に評判を尋ねたり、お取り次ぎのお寺にご相談されるのもよいでしょう。地元で永く営業している専門店などは安心ですね。
購入後の対応は親切か
仏壇は、子供から孫、そしてその先の子孫まで何代にもわたって受け継がれていく、家の大切な「宝」です。そうした長い間には、電球の球切れといった細かなことから、金箔の張り替え、漆の塗り直しといった大掛かりな修復が必要なときもあるでしょう。
そうした意味では、仏壇を購入してからが、お店との本当のお付き合いの始まりといえます。長く続くお付き合いを考えて、アフターケアをしっかりしてくれるお店を選びましょう
仏壇に関する知識は豊富か
宗派により本尊や付属仏具の違いのほか、最近では材質・デザインでも様々なタイプの仏壇があるので、商品知識が豊富で納得のいく説明をしてくれるお店を選ぶのも、一つの大きなポイントです。
仏壇選びのポイント
- 塗装にムラや粒跡、ハケ目はないか
- 金箔の仕上がりはきれいか
- 扉や木地の歪み、ガタつきはないか
- 木目が美しく表面に傷はないか
このようなポイントを念頭に入れ、ご自身の目でしっかりと選んでください